クレジットカードには年会費無料のカードと有料のカードがあります。もちろん無料の方が負担なく利用できますよね。ただ有料のカードにはどの様な違いがあってどんな方ならお得に使えるのか確認してみましょう。
有料クレジットはポイント還元率UP。さらにオプションが付いてくる。
ざっくり結論から伝えると有料クレジットはポイントの還元率が増えてオプションが付いてくるのが特徴です。では具体的に無料のクレジットとどう変わってくるのでしょうか。
有名な楽天カードを例に挙げます。楽天カードには
楽天カード(年会費無料)
楽天ゴールドカード(年会費2200円)
楽天プレミアムカード(年会費11000円)
等などありますが、今回は「楽天カード」「楽天プレミアムカード」で比較してみましょう。
どちらのカードもポイント還元がメリットですが、プレミアムカードにはポイント還元率が多くなり、さらに保険のオプションが付いているのが分かりますね。
1.ポイントの還元率が増える
◆楽天カードは通常のお買い物でも購入金額の1%がポイントとして付きますが、楽天市場と併用して使用するとかなりポイント還元率が上がります。
◆楽天市場で10000円の買い物をした場合◆
このように、年会費無料の楽天カードと年会費有料の楽天プレミアムカードだと同じ金額の買い物でも獲得できるポイント額に大きな差があります。
年会費以上のポイントを貰えるとしたら、無料の楽天カードよりも年会費11000円払ってプレミアムカードにする方がメリットがありそうですね。実際に年会費以上のポイントを貰えるのはどれ位の買い物をしてる人なのでしょうか。
〇毎月楽天市場で買い物をしている場合
ポイント還元額と年会費を差し引いて考えた場合、無料カードよりプレミアムカードがお得になるには年間60万円(月5万円使用)という事になります。
楽天市場で通常の買い物をする分には中々敷居が高い金額ですね。楽天には「楽天SPU(Super Point UP program)」という特定条件を満たしたときに通常の楽天市場での買い物で還元されるポイントが〇倍になるというプログラムがあります。現状(2023.4)楽天プレミアムカードで買い物をした場合、この楽天SPUで+4倍のポイントが付与される事になっています。こうしたプログラムを利用する場合は無料カードとの差額がもっと下がるので、楽天市場での買い物をメインにする際には検討の余地ありです。
(但し楽天SPUは内容が変更され還元されるポイントが減少する可能性があります。その点ご注意下さい。)
ここまでポイントのお話をしてきましたが、ポイント以外のメリットはどの様な物があるのでしょうか。
2.年会費有料のカードには各種保険が備わっている
◆会社毎に詳細は変わるかも知れませんが、年会費有料のカードには国内、国外旅行に対する保険や動産の保証が付いている物がほとんどです。
楽天カードを参照すると…
海外旅行傷害保険:傷害死亡・後遺障害保険金最高5,000万円を補償。
ケガや病気、あるいは携行品の破損等、海外旅行における不慮の事故に対応します。
国内旅行傷害保険:国内旅行中の事故や、ホテル・旅館内での火災事故等に対して傷害死亡・後遺障害保険金最高5,000万円まで補償いたします。
動産総合保険楽天プレミアムカードでご購入の商品(1個1万円以上)が購入日より90日以内に偶然な事故(破損、盗難、火災等)により損害を被った場合、最高300万円まで補償いたします。
(引用元:https://www.rakuten-card.co.jp/card/rakuten-premium-card/?l-id=corp_rc_compare_to_rakuten-premium_sp)
この様に国内、海外旅行の傷害保険や購入品に対する補償が付いてきます。
クレジットカードはブランド(Mastercard,Visa,JCB等)加盟店が国内だけでなく海外にも数多くある為旅行の際に現地で決済に利用できます。その為海外を含め旅行や仕事で出かける事が多い方にはクレジットカードに付いている保険は便利なオプションです。いつも使用するカードの年会費で旅行先のトラブルや購入品の保険が手に入ると考えればかなり便利ですね。
年会費のあるカードには「初回入会キャンペーン」がカード会社ごとに用意されています。大体はポイントを多く貰える内容のキャンペーンが多いですが、入会後のカードの価値は普段の使い方や生活に対して便利な内容か、お得になるかで考えると良いでしょう。
楽天カードの場合は「楽天市場を良く利用しているか、毎月どれ位使用しているか」「楽天証券や楽天銀行、楽天モバイルなどの所謂楽天経済圏は利用しているか」「普段の生活で遠出する機会があるか。」等を考えてクレジットカードの種類を選んでみては如何でしょうか。
◆ちなみにクレジットカードの種類は途中からでも変更できます(年会費無料⇔有料のカード。カード会社によっては変更時手数料発生する場合もあります。)
最後までお読みいただきありがとうございます!
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